2年の皆さんへ　3組担任 奥田より

「コロナウィルスで全国休校」というニュースを聞いたとき、私が最初に連想したのは17世紀にヨーロッパを襲ったペストでした。（ペストは14世紀にはヨーロッパの人口の3分の1以上を死亡させたほどの恐ろしい病気です）

この時代に活躍した物理学者の中にニュートン（「運動の三法則」「二項定理」「微分積分法」など高校でもおなじみの内容を発見した人）がいました。

ニュートンは、当時通っていたケンブリッジ大学がペストのため休校になり、故郷で18か月間の休暇を過ごすこととなります。大学での雑務から解き放たれ落ち着いて考える時間を得たニュートンは、物理や数学の研究に没頭し「万有引力の法則」や「微分積分法」を発見しています。