伊丹市立伊丹高等学校
 

カウンタ

COUNTER475767

所在地

〒664-0857
伊丹市行基町4丁目1番地
TEL 072-772-2040
FAX 072-777-8640
   >>交通アクセス
 

学校長挨拶

「伊丹市立伊丹高等学校」のホームページへようこそ!


 

 ご挨拶  校長  野崎 雅弘

 

伊丹市立伊丹高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。本校第27代校長を拝命いたしました野崎 雅弘(のざき まさひろ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 

本校は明治40年に開校した伊丹町立裁縫学校にその源を発し、昭和23年に伊丹市立伊丹高等学校となり、100年を越す歴史を重ね、現在に至っております。地域社会からも信頼され、高い評価を得ています。その間、本校は個性豊かで創造性に富んだ人材を多数輩出しており、地元伊丹をはじめ各界で広く活躍されています。そのような先輩方に続くべく、本校は「人格の完成をめざして、知・徳・体の調和を図り、平和的な国家および社会の形成者としての資質向上に努め、心身ともに健全で個性豊かな人間の育成」を目指した教育に取り組んでおり、生徒たちは、学校への誇りを持ち、生き生きと楽しく教育活動に取り組んでいるところです。

 

現在、1学年グローバル・コミュニケーションコース(GCコース)1クラスを含む普通科6クラス、商業科クラスの計7クラスで構成されており、英語を中心としたグローバル化に対応した教育活動に重きを置いています。

 

本校は、平成27年度の高校入試改革以来、伊丹市から様々な支援を受けています。特に今年度は「魅力ある市立高等学校づくり」事業のもと、「英検対策講座」、「English Camp」を通して、グローバル社会に対応できる資質能力を育成し、さらに、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」に対応するため、主体的・対話的で深い学びにつながる授業改善を実施します。また、従来どおり、自分で課題を見つけ、解決する学習としての「論文作成」や「課題研究」、「放課後特別学習(トワイライト講座)」を実施し、学力の伸長を図り、チャレンジ精神旺盛な意欲ある生徒を育て、多様化する進路希望を実現するサポートを行います。

 

最近では、国公立大学や関関同立の合格者数が飛躍的に伸び、地域の中学生、保護者の方々から大きな期待をいただいていることは嬉しい限りです。

 

今後もさらなる飛躍をしていきますよう、教職員一丸となってグローバル人材を育成する学校づくりに励みます。どうぞ、本校に足をお運びいただき、生徒たちが生き生きと活躍する姿に注目していただきますようお願いいたします。

 

 

 

 平成31年4月

伊丹市立伊丹高等学校長

   野崎 雅弘

 

伊丹市立伊丹高等学校の挑戦



 市立伊丹高等学校は、商業科1クラス、普通科6クラス(グローバルコミュニケーションコース1クラスを含む)、生徒数約830名、創立110年を迎える伝統校である。伊丹市民からは「市高」と呼ばれ親しまれており、生徒は素直でおとなしいという評判である。平成27年度の通学区域の拡大に対し、伊丹市教委では、平成24年9月に伊丹市学校教育審議会より「伊丹市立伊丹高等学校普通科の今後の通学区域のあり方について」の答申内容「市高で学びたいという生徒が市内外から多く集まることで、市高が活性化する。」のもと、第2学区の他の県立高校と同様の通学区域として入試を行うことが決定した。
 第2学区34高校が犇めく中で、中学生やその保護者に選んでもらえる「市高」となるよう教職員の意識向上、学校の活性化・特色化、「向上力」のある生徒の育成を推進し、伊丹市民の誇りとなる「市高」に更に高めていきたいというのが、本校の願いである。学校の活性化・特色化推進のため、市立高校であることの強みを生かすことを重点に取り組んでいる。

①立地の良さ:伊丹市内の中心部に位置し、住宅地に隣接している。交通の便がよく、阪急伊丹・新伊丹駅からいずれも徒歩7~8 分、JR伊丹駅から徒歩約20分、市バス「市高前」停留所があり本数も多い。

②エアコン完備:学校内のすべての教室(理科実験室や調理室等も含む)に個別空調設備が完備されており、夏休みの補習や自主学習、文化部の活動もすべて快適な環境で行うことができる。

③補習体制の充実:放課後補習に続いて、午後6時より予備校講師による校内予備校「トワイライト講座」(75分授業)を実施している。伊丹市教委が講師料や教材費を負担し、希望者はすべて無料で受けることができる。国公立大学・難関私立大学・センター試験の実力アップ対策中心の講座が用意され、平成29年度は英語・数学・国語・地理の講座を3年生6講座、1・2年生は英語・数学の3講座を開いている。

④その他:教員研修に関する講師費が十分用意されており生徒指導や特別支援教育、 進路指導での研修会を長期休業や考査時に実施し、教職員の意欲向上・意識改革に役立てている。また、広報活動費で学校案内やポスターの製作・配布している。学校広報誌「Active!ICHIKO」を定期的に発行し、伊丹市内外の26中学に3学年のクラス数分を送付している。

 これらの取組が、平成25年度以降、卒業生の進路実績の急上昇をもたらせ、在校生はもとより教職員のやりがいにつながり、今年度人員を強化した進路指導部では、理系クラスでの新たな取組、大学講師を招いての講演会、スプリング8やスーパーコンピュータ京の見学、理科実験を3年生が2年生を指導するジョイントなどが教員から企画された。


 今後は、商業科以外は馴染みがなかった宝塚市、ほとんど交流のなかった尼崎市を中心に、中学校訪問、進学塾の訪問を行って本校をよりアピールするとともに、本校を特色づけるグローバルコミュニケーションコース、商業科の教育課程の見直し、イベント、施設設備の充実等を企画している。
 市高としての挑戦を市教委の支援のもと、教職員を中心とした大きな波として進めていきたい。