伊丹市立伊丹高等学校
 

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2018/03/15

【キャリア講演会】講談師 玉田玉秀斎 先生

| by 教頭
平成30年度の第2回キャリア講演会は、講談師 四代目 玉田玉秀斎 先生にお越しいただきました。(平成30年3月7日)
「違いがあるから面白い!!」
講談師 四代目 玉田玉秀斎 先生
 
ご自身の高校時代からの国際感覚豊かな経験談を、明るい雰囲気をつくり、生徒たちとのコミュニケーションに心がけながら、みごとなお話ぶりに、会場の先生たちや生徒たちは身のりだし「玉秀斎ワールド」へ引きこまれていきました。

<四代目:玉田 玉秀斎 先生(講演後、校庭にて)>

「コミュニケーションに大切なことは、大きな声で話すこと。外国人に、「はあ?」と言われたときは、英語が通じていないのではなく、声がききとれないだけなんです!!」とアドバイスを下さいました。
ご自身の高校進学時の経験談、「外国に行きたい」という思い、高校時代のスウェーデン留学、大学受験、ドイツ法学研修旅行や司法試験への挑戦、そして講談との出会い・・・・。人生ってこんなにおもしろいんだ !出会いってこんなにたくさんあって、その出会いをいかに自分のものにするかどうかで、道が切り開かれていくお姿を如実に語られました。
 

 

「伊丹から世界へ」羽ばたく高校生には、日本の文化を知る国際理解の視点が重要であることを、あらためて教えていただきました。ポルトガル語でのブラジル講演、アメリカのメディアから世界へ配信された英語講談など、日本だけでなく世界で活躍される玉秀斎先生、90分間の最後に、講談「播州明石生まれの彫刻職人 左甚五郎」をご披露下さいました。講演後の感想から「これまでの講演のなかでいちばん感動しました!」「先生のお話のすべてに共感しました!」「先生のように、国境を越えて活躍できる人間になりたいと思いました。」「講談というものを初めて知りました。頭の中に映像が流れとても楽しかったです。」「自分のやりたいことをやる。」

 

600年の歴史と伝統を語り継ぐ講談師は、全国で約70人だそうです。講談師に出会う確率は「150万分の1、1億円当たる確率と同じ、みなさんは今日、一億円当たったんですね!」というジョーク、玉田玉秀斎先生とのこの貴重な出会いの日となりました。玉秀斎先生のご活躍を市高は応援しています。ありがとうございました。
(2018.3.7)
07:27